当店は私ひとりで行う整体所です。

私は、整体所の理想は「整体師ひとり」だと考えています。なぜか?ご説明いたします。

まず、これまでに整体の仕事を10年以上していて、複数の整体院で働いてきました。そこで来院される方の症状の統計をとったところ、9割が「腰痛・首肩こり」を訴えていらっしゃる方々でした。整体院によっては「姿勢強制」や「産後のケア」、「頭痛専門」など何かに特化して打ち出している所もあります。そういう所では必然的にそれらを求めている方々が来店される割合は大きいと思います。しかしそうでは無く、基本は様々な症状を対応してる所だとやはり「腰痛・首肩こり」でいらっしゃる方が多くなると思います。また、特化した問題を抱えている方でも、日常的に「腰痛・首肩こり」も抱えている事も多々あります。

「腰痛・首肩こり」は国民のかかえる不調の症状では常に1,2位を占めるという厚生労働省のデータがあります。多くの方が抱える悩みであり、それを医療機関とかでは解消しきれない方々の受け皿となるのが「整体屋」だと考えています。
それを踏まえた上で、なぜ「ひとり整体屋」がいいか?


慢性的な腰の痛み、首肩こりの原因は、その方の生活に根差しています。その方の生活習慣、環境、思考が様々に絡みあって、症状を「慢性化」させています。
それらを改善に向かうようにして行くには、必然的にその方の生活習慣、環境、思考などを知ることがポイントになって来ます。ただ意味もなくプライベートの事を教えてくれという訳ではありません。
症状が慢性化している身体の背景は知らないと、ただ手技を行うだけでは根本改善には向かいません。一時的によくなっても、一時的だと思います。

お客様とそういったコミュニケーションを取るには、やはり施術者以外の他者がいない方が良いのではと考えます。お客様自身がご自分の生活、身体と向き合うのに、そこに集中しやすくするのにノイズが少ない環境が良いと考えます。私自身がそうだと言うのはもちろんありますが。

しかし整体師に「技術の良し悪し」、「身体への考え方」の他に「相性」というものが在るのはいなめません。整体師に一定以上のクオリティがあれば、あとは十人十色、どうしても「合う合わない」が出てはしまうと思います。長期間、お付き合いする関係性になるとなればなおさら。
そうなると1人の整体師で抱えられる、対応できるお客様の数にも限りはでます。
ですので、町に「ひとり整体屋」がいくつもあり、相性に合った整体師の所にお客様も定着できるのが、私の整体屋の在り方の理想だと考えます。
私が整体業を続けてきて「独立」しようと思った大きな要因もこれに在ります。


異性などは特に、当店のようなアパートの一室で行っている所には行きづらいと思います。その辺りは、できるだけWEB上などでも人柄が分かるように心がけて露出させていますが、まだまだ課題はあるでしょう。


どうぞ、こんな事を考えている私ですが、あなたのかかりつけの整体師となれるよう日々精進しておりますので、お気にとまった方はご連絡ください。