トリガーポイント療法

自分の現状で活かせるスキルを再考してみた。


整体の学校で学び、それをベースにした整体院で長年やってきた身としては「トリガーポイント療法」は、やはり強みにできるものなのかと思いました。

ちなみにトリガーポイントとは「痛みの原因になっている筋肉上にできたコリ」などと表現されることも多いですが、正確には、「侵害受容器」という身体にある刺激を感知するセンサーが「過敏」に反応している状態をトリガーポイントと言います。
その過敏化した状態を、押したり鍼を打ったりして鎮静化(脱感作)させることで、痛みに対して過敏に反応してしまっていた状態を正常化させます。
「侵害受容器」は神経の一部なので、トリガーポイント療法とは神経にアプローチしたものとも言えるかもしれません。

昔は、「トリガーポイントで治す、治せない」という考え方に偏っていたり、それを軸に施術を行おうとしていたので上手く行きにくかったと思いますが、「身体を治すのは身体の回復機能である」という軸に立てば、トリガーポイント療法も使える「手段」としては成りえる。もちろん「トリガーポイント療法」だけで、さまざまな所で研究されているほど価値は高いものではあるので、ようは使い方、使い主の力量で活かせる活かせないはあるでしょう。

10年前と比べると「トリガーポイント注射」も普通にクリニックで使っているようなので、今の方が逆にお客さん的にも伝わりやすい?

写真は7,8年前ぐらいにトリガーポイントについて調べていた時に買った資料の一つ。患者さんが読むものとしては「読みやすい」ということで院内用と自分用に買った気がする。当時で中古のもの買った気がすると思ってみたら10年前ぐらいに発刊されたものだった。古いと情報の差異があったりもするけど、でも今手にしようとすると難しかったりするから、取っておいてよかった。

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