今月の初め、人生で初めて献血をしてきました。
正直に言うと、それまで私は献血を少し軽く考えていました。
周りから聞く話は、「アイスがもらえる」「漫画が読める」「血液検査の結果が健康チェック代わりになる」といったものが多く、どこか気軽なボランティアという印象だったからです。
そんな中、店の近くに年に一度やってくる献血車を見かけ、「せっかくだからやってみよう」と、お昼前にふらっと立ち寄りました。
ところが、実際に行ってみると想像とは全く違いました。
初回登録では多くの確認事項があり、問診も丁寧です。食事をしていないことが分かると、医師の問診中にカロリーメイトを渡され、「まずは食べてください」と言われました。
さらに400mL献血だったため、採血前には500mLのスポーツドリンクを渡され、「できるだけ飲んでおいてください」と説明を受けました。
そこで初めて、「当たり前だけれど、これは身体に対する立派な医療行為なんだな」と実感しました。
よく考えれば、400mLというのはペットボトル1本近い量の血液です。人体に問題のない範囲とはいえ、採血後に気分が悪くなる人がいるのも不思議ではありません。
実際、献血車の中では血管の状態などの理由で、途中で中止になっていた方もいました。
また、献血後に失われた水分は補給できますが、赤血球などの血液成分は身体が新たに作り直さなければなりません。回復には時間がかかります。
自分の身体から400mLの血液が失われることを実際に体験してみると、「血を採る」という行為の重みを初めて実感しました。
そしてもう一つ印象的だったのは、現場で働く医療従事者の姿です。
ひとつ誤れば生命の危機になりかねない、そんな行為に取り組む緊張感、その責任感はやはり偉大です。
普段、医療機関を利用することがほとんど無いので、患者としてたまに訪れると、そういった視点でもとても学びになります。
健康な状態で「自分の身体から血を抜く」という経験は、身体を体感で理解する良い機会だとは思います!















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