今さらながら

今さらながら、『鎌倉殿の13人』にはまっています。

言わずと知れた大河ドラマで、放送されたのは2022年。今から4年ほど前、ちょうど僕たちが鎌倉に引っ越してきた最初の年でした。

当時も、鎌倉での新生活を盛り上げる意味でも見ていました。ただ、途中で挫折してしまいました。

今振り返ると、無理もなかったのかもしれません。住む場所も変わり、仕事も変わり、夫婦ともに新しい環境。しかも奥さんは開業したばかりで、何もかもがバタバタしていました。落ち着いてドラマを見る余裕自体が、あまりなかったのかな?

そんな中で、最近、僕が好きで尊敬している方が「鎌倉殿は面白かった」と話しているのを聞いたこともあり、また見始めるようになりました。

ご飯を食べている時間や、一人で休憩している時間に、YouTubeでなんとなく動画を流し続けるよりも、ひとつの作品をじっくり見る方がいいかなと思ったのがきっかけでした。

そして結果的に、見事にどはまり。

最初は、やっぱり鎌倉に住んでいるということが大きかったです。

登場する地名や人物の名前が出てくるたびに、「これって、あそこの地名だな」とか、「この場所はあそこにつながるのか」とか、自分が普段暮らしている場所と歴史がつながっていく感覚がありました。

鎌倉という土地に住んでいるからこその面白さがありました。

でも、見続けていくうちに、次第に地名や場所以上に、ストーリーそのものに引き込まれていきました。

今ちょうど、頼朝が亡くなり、まさにタイトルにもある「13人」が決まったところまで来ています。

何が面白いのかと考えると、ひとつは、歴史的な事実を背景にしながら、一族や血のつながり、家の存続、権力をめぐる争いが描かれているところです。

昔はこういう部分を見ても、そこまで何か感じることはありませんでした。でも、今見ると、血のつながりや一族を重んじて、それに伴って自らの社会での立ち位置を築いてく妙が面白く感じます。

そしてもうひとつは、やっぱり人が死んでいく時代だからこその物語の深さです。

今の時代とは違い、多くの人が命を落としていきます。思い入れのある人物が、悲しい形で物語から去っていくこともあります。

ただ、その人物が背負っていたものや、その人なりの生き方を見ていると、「もしかしたら、最後にはその人なりに成仏できたのかもしれないな」と感じることもあります。
運命を運命と受け入れることへのきよきょの人物が背負っていたものや、その人なりの生き方を見ていると、「もしかしたら、最後にはその人なりに成仏できたのかもしれないな」と感じることもあります。運命を運命と受け入れることへの清々しさ。

ひとりひとりの登場人物への愛情が、感じられる作品です。

やっぱり、いいドラマやいい物語には、キャラクターに魅力がありますよね。

歴史というものも、単なる出来事の積み重ねではなく、そこに生きた人たちの人生や感情、家族や血のつながりの物語として見ると、改めて面白いものだなと思いました。

そして同時に、自分自身のことも少し考えました。

自分はどんな血のつながりで生きたのか。自分につながる家族や先祖に初めて興味が湧いたかも知れません。
家系図、ちょっと欲しいな。

いよいよドラマも残り半分くらい。

これからどんな展開になっていくのか、楽しみながら見ていきたいと思います。

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