総監修・解剖学監修:竹内京子/エクササイズ監修:宮崎尚子/出版:ラウンドフラット
「肩甲骨」と「骨盤」は、整体の仕事をする上で最初に触れることの多いキーポイントです。そして、10年以上この仕事を続けた今でも、その重要性を改めて実感する場面が数多くあります。
この本を購入したのは、おそらく10年ほど前。それでも、肩甲骨や肩の構造・動きを確認したいときには、今でも自然と手に取る機会が多い一冊です。
内容は、肩甲骨を含めた肩を構成する骨や筋肉、肩の動きの仕組み、肩によくある不調や悩み、肩のゆがみタイプ別の特徴、さらにタイプ別エクササイズまで、一般の方にも読みやすいように分かりやすくまとめられています。
一方で、中身は想像以上にしっかりしています。「肩甲上腕リズム」や「ゼロポジション」といった、現場でも役立つ知識がきちんと解説されているほか、「fascia(筋膜・ファシア)」について触れたコラムも掲載されています。10年前に出版された本ですが、身体の考え方の土台は非常によく作られていると感じます。
そのため、何度読み返しても新しい気づきがあり、臨床の中で確認したくなったときにも頼りになる一冊です。特に、これから肩について学びたい方や、現場で身体を診るセラピストにとっては、今でも十分活用できる内容だと思います。
同シリーズでは『見るみるわかる骨盤ナビ』と『ROMナビ』も持っています。個人的には、『骨盤ナビ』の方が出版も早く、使用頻度も高いため、こちらもおすすめです。一方、『ROMナビ』は良い本ではあるものの、私自身はあまり手に取る機会は多くありません。
何年経っても繰り返し読み返したくなる本は、それだけ土台がしっかりしている証拠だと思います。この『見るみるわかる肩甲ナビ』も、そんな一冊です。


