第七冊目は、高岡英夫著 講談社 『究極の身体』です。
この本は整体の世界に入る前に購入しました。
当時は一般的な筋トレなどよりも「身体の使い方」に興味がありました。そしてこのタイトル。興味を持ってかれない訳には行きませんでした!身体の知識が全くなくかつ300Pある大作の本書は、当時はなかなか読みこめませんでした。
ポイントは「腸腰筋」と「四足動物と魚類の身体の使い方」。あとは武道的な観点もありますかな。
身体の使い方のお手本として、タイガーウッズやマイケルジョーダンなどが出てきます。その他にもイチローや様々のアスリート、舞踊家などの動きの解析もしながら「究極の身体」を読み解いて行きます。
“ジョーダンやウッズのようにものすごいパフォーマンスを発揮する身体というのは、筋肉はより筋肉らしく、骨格はより骨格らしくみえる身体をしています。
私は、最高度に優れた身体=「究極の身体」に定義というものがあるのなら、その第一の定義は「身体が組織どおりに分化していること」だと考えています。組織というのは「様々な性質・形状を持ったパーツがある機能を発揮するために特有の結びつきをして、全体として大きか統合性を持った存在」なのですから、その組織を性質の違うパーツごとに本人が分化し、認識できている状態こそ、「究極の身体」と言えるのです。”
p22-26
やっぱり面白いなー。
そして熱い!